たびこらむ-6-
イエローストーンへの旅⑥ ~タワー滝でおなじみ!ルーズベルトカントリー⇒キャニオンカントリー~
★タワー滝
<タワー滝案内板> <タワー滝。枝が~!>
滝といえば、日本にも華厳の滝や赤目四十八滝など、変化に富んだ様々な滝がありますが、そもそも、ただ単に流れ落ちる水を眺めるだけの観光に、何故多くの人が魅了されてしまうのか?
などという、小難しい考察はとりあえず置いておいて、今回のイエローストーン旅行で意外に私の印象に強く残っている場所の一つがタワー滝でした。
そこで、先述のように、ちょっと考えてみたのですが・・・要は理屈じゃないんですよね。(汗)
今回は、まず、駐車場からすぐの展望台からタワー滝を眺めたのですが、展望台からは滝を正面に周りに生えた木々の間から見るような恰好で、何とももどかしい感じなのですが、自然をありのままに眺めるというのも、国立公園のひとつの理念なので、「あの枝、何とかならないかな」などと思ってはいけないのです。
そうは言うものの、やっぱり木が少しだけ邪魔、いいや、もとい。気になるので、大瀑布を体感するにはやはり滝壺へ行かねば。
と、言うことで、手作り階段風のトレイルを滝つぼへ向けてとぼとぼと下ったのでありました。
このトレイルが、以外と長く、そしてぬかるみなどがあり、滑るところもあって、なかなか苦労するのですが、何とか下って、ようやく河原が見えるぐらいまで下ってきたところで、なんと、トレイルは川の増水で流されて、通行止めになっておりました。(泣)
★アッパーフォールズ
タワー滝の滝つぼが見られなかったので、今度はアッパーフォールズへ行ってみました。
ここは滝が落ち込む上から見ることができるので、なかなかおもしろかったですよ!
勢いよく流れてきた水が、急にもりもりと盛り上がったかと思うと、そのままスッと滝つぼへ落ち込んでゆきます。
次から次から水がやってきては盛り上がっては落ちを、延々と繰り返しているのを見ていると、時が経つのを忘れてしまいます。
週末などたまに、洗濯機の中の洗い物がぐるぐるとまわっているのを眺めているのとちょっと似た気持ち(ちょっと違うか?)で滝を眺めていたら、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
やっぱり滝を眺める魅力、なかなかわかりませんね~。
良くわかりませんが、見ていると何となくさわやかな気持ちになるんですよね。
皆様はいかがでしょうか?
やはり大自然観光は、理屈抜きに見て、感じて楽しむものなんですね~♪
★ブラックテイル・プラトー・ドライブ
今回の旅行で思った以上に「なかなか良いのでは?」と、思った場所がいくつかあったのですが、ここもその一つです。
ここを見る前は、ガイドブックの記述も乏しいし、それから、名前もなぁ~。
なんて思っていたのですが、ところがどっこいしょ。
これが、なかなか気分の良い道路で、未舗装なのですが、お勧めです!
少し起伏のある平原のなかを、緩やかに蛇行しながら伸びてゆく道に沿って、のろのろと走りながら、静かに流れる車窓の景色を眺めていると、何とも平和な心持になって、「この道がどこまでも続くといいな~」と、言う気持ちになってきます。
私がここを通りかかった時間もよかったのかもしれませんが、うす曇りの空から降り注ぐ、淡い午後の太陽光が、この平和な道を一層引き立ててくれるのです。
あまり長くない道なのですが、ちょっと幸せな気分になれる道です
少し起伏のある平原のなかを、緩やかに蛇行しながら伸びてゆく道に沿って、のろのろと走りながら、静かに流れる車窓の景色を眺めていると、何とも平和な心持になって、「この道がどこまでも続くといいな~」と、言う気持ちになってきます。
私がここを通りかかった時間もよかったのかもしれませんが、うす曇りの空から降り注ぐ、淡い午後の太陽光が、この平和な道を一層引き立ててくれるのです。
あまり長くない道なのですが、ちょっと幸せな気分になれる道です
★ダイナミックな地形
私の記憶の関係で、少々お話が前後いたしておりますが、ルーズベルトカントリーからキャニオンカントリー、レイクカントリーにかけての景色は、非常に変化に富んでいて、大きな滝があったかと思えば、広大な平地があったり、巨大な渓谷があったり。
そして、イエローストーンリバーによって削られた大渓谷(グランドキャニオン)は、イエローストーンの語源にもなった、黄色い壁面が、約32㎞にもわたって延々と続く絶壁。
どれをとっても、壮大な景観で、それが丸ごと保護されているということを考えると、改めて「アメリカって広いんだな~」と、感嘆してしまいます。